余分な物を削るということ

「選ぶ」という事は非常に苦手な、優柔不断な私である。
最近では「自分で決めた事だろうが」などと半強制的に自分自身を納得させ悩まない・迷わない事としている。

「ピンときたら110番」じゃないけど、第一印象でいいと思ったものはやっぱりいつまでも気に入って使う事ができたりするものだし。
ただ 自分に自信がないから自分の選択にも自信がないのか、すぐに迷う。
最近そんな自分を変えようと思い始めている。
無駄なものが多ければ多いほど、自分に何が必要なのかを見失いがち。
余分なものを削っていくことから、何が必要なのか見抜く力、良い物だけを選び抜く感性が磨かれていくのだと思う。
部屋の中を見渡して、なくて困るものでもないのに、捨てるに捨てられない無駄な物があまりにも多いのに驚く。
私は何事にも、回り道ばかりしているようだ。

1997.04.04

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