Home > words > 詩集 >午前5時の始発列車

 

 

午前5時の始発列車

夏の想いを こんなに残して
このまま あなたのいない秋なんて
あなたの愛が欲しかった ただそれだけなのに
あなたは去り そして夏は過ぎる
午前5時の始発列車で 
あなたは私を置いて また 旅に
もう会わないだろうと 悲しい言葉を残し

 

汽車が遠のく 海辺の町から
あなたと過ごした 夏ものせて
あなたのそばにいたいと いつも願ってた
それでも もう 時は過ぎ もう秋
午前5時の始発列車で
あなたは私を置いて また 旅に
もうここへは来ないと 一言つぶやいて