得たもの失ったもの

便利なことこの上ない生活の中で、どこか子どもの頃の生活を懐かしむ自分がいる。

林の中でどんぐりを拾ったり、畦道を歩いて田圃に落ちたり、雪が積もった田畑の上を、「おそら」と呼んでワイワイ歩いて登校したり、春は山菜、夏は川で泳いだり虫取りをしたり、秋は山で栗やあけびをとったり、冬は雪合戦にスキー、学校から帰るとすぐランドセルを家に放り込んで、元気に遊びに飛び出した子どもの頃の記憶がキラキラと脳裏に輝く。あ~ぁ、不健全きわまりないな~、今の暮らしって。

急速に何か大切な物を失っていってるような焦燥感はなんだろう?

なんにでもすぐに慣れて流されてしまうのも悪い癖か~。 どこに行っても「もうずっとここに居るような気がする」って言われるんだけど、これって初々しさが感じられないって事だよな~、喜んでいいのか悪いのか~?なんてな事を思ったり。

「北の国から」が先日最終回を迎えた。「遺言」というタイトルの通り、作者がドラマを通して言いたかったことをこのドラマの遺言として、金銭至上主義、物欲に支配された今の世の中に警鐘を鳴らしている気がした。

電気がなくなっても困らない生活をしてみたいもんだけど、まず無理だろうなぁ・・・

2002.10.01