またも新しい年が

クリスマスからアッという間にお正月、成人の日、そして節分がもう、それはそれはアッという間に過ぎてしまった。

年末は久々に大阪に降り立ち、ちょっと嬉しい気分だった。
深夜だというのに南米音楽の生演奏に盛り上がる梅田地下街の熱気、23時を過ぎる頃閉店準備をはじめる花屋に喫茶店。地下も地上もまだまだ人でにぎわう繁華街 。
雪のない風景は、なんだか夢の中にいるような気分でもある。
だが、特急雷鳥に乗り、福井への帰路に向かうといつも痛感することだが大津を越したあたりからちょっと様子が変わってくる。
水色だった空が灰色になり、車窓から寒い気配が漂ってくる。
ふと外を見ると、ちらほらと雪。だいたいマキノあたりからこんな情景である。
それから間もなく福井県内に入り、敦賀は割と雪が少ない所なのだが、それから福井屈指の豪雪地帯、今庄町に入るとかなり雪が多くなる。
実家の奥越地方もだいたい似たような感じかやや少ない程度なので、このあたりで実家周辺の雪の状態を想像する。
そしてまた、武生あたりに入ると雪の量は激減し、福井市内では落ちついてくる。
北海道からみれば、全然狭い範囲なのだが、中部・北陸の山岳地帯から関西圏にまでまたがっていて、さらに海側と山側に分かれるためかなり気候が違うのだ。

冗談みたいな話、雑誌の取材で福井で一番南の市である小浜市へ行って、帰りに会社に電話を入れると「雪ひどいから気をつけてね」と言われ「へっ??こっち晴れてますよ?」「ほんとに?」てなわけで道中の天候は晴れ→曇り→みぞれ→雪という、同一県内とはとても思えないものだった。

さて、年末年始の福井は、前半は「雪のないお正月なんて久々やぁ〜」と喜んだのも束の間、2日からドッとどか雪。
湿気を含んだシャーベットスノーにハンドルをとられ、これならツルツル路面の方が運転しやすいかも知れないな〜、とちょっと思う。
札幌に戻り、部屋に入るとほのかに残る温もり。
路面の雪も減っていて、札幌の年末年始は天気が良かったらしい事実を知る。
無人だった部屋の温もりが、ストーブのついた実家の室内よりも暖かく感じられたのは気のせいなのか?

郵便受けに溜まっていた年賀状をひとつひとつ手に取る。文字通り「今年もよろしく」の人もいれば、年に一度の近況報告の場になっている人や「久しぶり!!」な人もいたりする。
なぜだか「独身になりました」という報告が複数あった今年の年賀状・・・(^.^;;
ご時世なのか。忘れないうちにと、リストを開いて連名を外す。
ふと苦笑いしながらも、それぞれの今後の幸せを願う。

2002.02.04